ホームページへの集客

現在中小企業のホームページにおいて新規顧客をインターネットで獲得しようと考えた時、最も効果的な集客チャネルは何かと言えば、検索エンジンからの集客です。

これは、参考となるウェブ動向等のデータから読み取れること以外に、次の2つの要素が発生してきたことによります。

ひとつめに、以前であればメルマガを代表とするメール広告からホームページへ集客するのが費用効果的に優れていましたが、迷惑メール規制、メール受信時の自動仕訳機能の向上によってそもそもその広告文(ホームページへの誘導リンク付)がユーザーの目に触れられなくなってきたことで、メール広告の反応が落ちてきました。

数年前であれば少なからず通用していたプッシュ型(押しのタイプの広告)が著しく反応を下げ、現在のインターネット集客を検索エンジンからの集客で行うように、プル型(受け身で待ち構えるタイプの広告)でなければ反応が取りにくくなってきました。

これは、ユーザーにとって不要な情報を自動的に排除するサービスやテクノロジーが進化したためで、プル型と呼ばれるユーザーに主導権のある広告手段でなければ広告宣伝の存在すら知られない可能性が高まってきたことが大きな要因となります。

例えるなら、以前であれば訪問販売のような手法もある程度は効果がありましたが、建物自体にオートロックがつくようになってきたのと同様です。(つまりユーザーへのリーチ自体が遮断されるようになってきました)

ふたつめに、検索エンジンの質が上がり、適切にSEO/検索エンジン最適化を行うホームページがきちんと上位に表示されるようになり、また、リスティング広告(検索連動型広告)のルールも変わってきたため、小予算でも可能なネット集客アプローチが中小企業や個人でも可能になってきたことである。

今でこそ2大検索エンジンといえばGoogleとYahooですが、2005年以前であればGoogle15% :Yahoo70%のように利用者の利用する検索エンジンサービスの差は大きく開いていました。

GoogleではSEO(検索エンジン最適化)やアドワーズといったアプローチによって検索エンジンからの集客は見込めましたが、母数となるGoogle利用者がまだ少数でした。

一方、Yahooのほうはといえば、2005年10月からディレクトリ型検索エンジンからロボット型検索エンジンへと切り替わったものの、肝心かなめのYST(Yahoo Search Technology:Yahooの検索結果を司るエンジンの名称)の質が悪く、SEO/検索エンジン最適化によって検索結果として表示され、集客を行おうとしてもその検索結果にはおかしな点が多く、SEO/検索エンジン最適化によって検索結果に自社のホームページへのリンクを出来るだけ上位に表示させるということ自体が困難でした。

またGoogleのリスティング広告であるアドワーズの対抗馬であるスポンサードサーチ(Yahooの検索結果に掲載されるリスティング広告(検索連動型広告)の名称)も、2007年にオーバーチュアが導入したパナマと呼ばれる広告システムによってルール変更(それまで広告の掲載順位は予算のみの順だったのが、広告品質も加味されるようになった。)が行われるまでは、広告に豊富な資本を投下できる大手でなければ継続的に費用効果的な集客を行うことは事実上困難でした。

このように以前の検索エンジンからの集客といえばGoogleとYahooからで変わりはありませんが、Googleは利用者が少なく、Yahooは技術的な障壁と資本的な障壁の両方が中小企業にとっての障害でした。

しかし、2009年にネットレイティングスが発表した日本国内の検索エンジン利用者シェアは、ヤフーが44%、グーグル41%です。ご存じのように検索結果もそうそう検索意図と異なる結果が出るようなこともほとんどありません。

そのため、検索エンジンからの集客アプローチがリスティング広告、SEO/検索エンジン最適化問わず、極めて費用効果的にホームページへの集客を行えるようになりました。

現在ホームページへ費用効果的に集客を行うには検索エンジンでのリスティング広告、あるいはSEO/検索エンジン最適化による集客が最も費用対効果に優れますが、具体的な手段を講じてホームページへの集客、ホームページでの集客を実現して頂ければと思います。